俳句から学ぶ恋愛
こんにちは、ハッピーカムカムの大前です。
『桜が舞う季節には“あなた”をそっと想い出すでしょう・・・』
In the season of cherry blossom dancing,
I will call “you” to my mind calmly…
【俳句】
桜待ち
想い添え合ひ
融ける声
新暦では2月、3月、4月を「春」とし、立春を2月4日頃とされています
皆さんにとっての“あなた”は“誰”でしょうか?
なお、ジョイフル本田幸手店カルチャー教室にて私の共作者で
もあるアーティスト神田壽鳳さんが毎月「書」のレッスンを開催
しております。
神田壽鳳さんが生徒さんと相談しながら毎月「手本」を選び、
生徒さんもその作品を書くレッスンがあります。
2月は生徒さんの声で全一致で私と神田壽鳳さんとの共作
「桜待ち」でした光栄です(*^.^*)
桜待ちの背景
さて、この「桜待ち」の背景は・・・
皆さんには特別に・・・
ある男性(Aさん)との出会いは、私にとって生涯忘れることは
ないと誓えます。
大人の様々な事情で、引き裂かれる運命となりましたが
Aさんとの出会いは、ちょうど初桜の季節でした。
初対面で、お互いに強烈に惹かれあうものがありました。
某ホテルのラウンジでお茶した後、小さい頃からご両親に
連れていってもらった想い出の場所があるから、
そんなに高級なお店ではないけれど、
ご一緒に夕食でもいかがですか?
とのことで、中華をご馳走になりましたが、
「ここの何がいいかって、別に全部普通なの」
ギャップが魅力的
「(内心)えっ?酢豚にこだわってるとか、
何かないの?笑)」
肩書きはたいそうご立派な方なのに、えらぶるそぶりも
なく非常に紳士的な男性でそのギャップがとても魅力的
な方でした。
その時、ふと見上げると窓辺に映る「初桜」がとても綺麗に
咲いていました
「・・・桜が綺麗ですね・・・もうこういう季節なんですね」
そこで、二人で「初桜」のうつろいをぼんやりと眺めていました。
その食事中、Aさんには何度もコールがあり席をはずして
電話で対応していました。
「本当にごめんね、ゆっくり話したいのだけれど
仕事で戻らなくちゃいけない。一緒にいる人には僕の仕事
のせいで嫌な思いをさせたら悪い」
帰り際は、私がのる地下鉄の駅まで見送ってくださり一言
「今日はありがとう。また僕と会っていただけますか?」
「こちらこそ」
Aさんは細かいことにはこだわらず、僕とのことも作品にして
ネタにしてブログに別に書いてもかまわないよ。
といえるくらい、器の大きい人でした。
私がもし30代で子供を授かるのであれば、正直Aさんが
最初で最後にしたかったです。
しかし、お子さんがいらっしゃることなどもあり、これ以上の
負担はかけられないのも現実でした。
私は、別れるとき泣いていいました。
「最後のお願いです。もし、あの世があるなら、
今度は私を最初にみつけてもらえますか?」
「まさかと思うけど、死のうなんて思ってないよね?
僕、そういう子は好きじゃない。まずそれを約束してほしい。
その約束ができるなら、僕は“第二の人生”があるなら、
僕から必ず探すから」
私は隠れてどれほど涙を流したでしょうか・・・。
無駄な時間なんてない
今生において、残念ですが子供を授かるというのには
私は縁がないかもしれません。
しかし、私にも皆さんにも「未来」があります。
どんな恋愛をしてきて、それが失意のドン底のものだったと
しても無駄な時間なんてないのではと個人的に思います。
また、人が仕事だけで成長するには、限界があると思って
います。
私が人間的な面で成長できたかもしれないのは、
Aさんなくてはないと思っています。
大前さんには、私の気持ちなんて理解できるわけない。
いつもうまくいってるに決まってる。
そういわれたことも正直あります(;^_^A
確かに、人の気持ちを100%理解はできないかもしれま
せん・・・。
しかし、私も哀しい想いを乗り越えてきているのです。
私だって以来、また哀しい想いをするのではないか?
そう思いましたが、過去は過去。
大事なのは「今」をどう生きるかだと思っています。
ですので、皆さんも過去に引きずられず「今」を大事に
生きてほしいと心より願います
『桜が舞う季節には“あなた”をそっと想い出す
でしょう・・・』
In the season of cherry blossom dancing,
I will call “you” to my mind calmly…
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