結婚を現実的に考えると、やはり「お金」がかかることがわかります。
そこで気になるのは、男性は結婚のためにどのくらい貯金しているのかということ。
プロポーズから結婚生活を始めるまでにかかる費用も交えながらお話していきます！
男性が結婚に備えて貯金している金額
男性が結婚に備えて貯金している金額は、平均的に155万円程度だとされています。
実は未婚の男女なら女性の方が貯金額が多い傾向にあり、女性は185万円程度が平均的。
ゼクシィの調査によると、夫婦合わせて結婚のための貯金額は100～300万円ほどとなりました。
しかし当然、年齢によって男性が結婚に備えて貯金している金額も変わります。
・～30歳：156.6万円
・30代：441.5万円
・40代：864.6万円
このように総務省のデータでは30代であれば400万以上、40代の男性であれば800万円以上の結婚資金を保有している方も少なくありません。
結婚に必要な費用
結婚をする前にぜひ知っておきたいのが、必要となる費用です。
プロポーズから新生活を始めるまでに、どのくらいの費用が必要となるのか知っておきましょう。
プロポーズ
結婚をするための第一ステップであるプロポーズにかかる費用は、婚約指輪の購入費用です。
平均金額は38.2万円との調査結果が報告されています。
結婚式
結婚をするために最も費用が必要となるのが、結婚式ではないでしょうか。
結婚式費用の平均金額は挙式料が37.6万円、披露宴・ウェディングパーティー費用が377.7万円となりました。
挙式の後には披露宴やパーティーをする方が多いはずです。すると結婚式全体にかかる費用は、およそ400万円ほどと見積もっておけば予算を立てやすくなります。
新婚旅行
結婚式の次に費用が必要となるのが、新婚旅行です。
新婚旅行には45.7～65.7万円ほどの費用をかける方が多く、年齢が若いほど高い傾向にあります。
ただしお土産代として2.8～9.5万円がかかることも見越して、予算を立てるようにしてください。
新生活の準備
結婚生活を始めるためには、新生活の準備費用が必要です。
主に引っ越しをしたり、新しく家具を買い揃えたりするための費用ですね。
53.2万円が平均だとされていますが、お互いが使っていた家具を持ち込んだり、どちらかが一人暮らしをしている物件に片方が引っ越しをしたりすれば安く抑えられる部分でもあります。
ちなみに53.2万円という結果には、賃貸物件の契約にかかる手数料等は含まれません。
家具・インテリア・家電製品の購入費用だけですので、賃貸物件を借りるための費用についても予算を立てておきましょう。
結婚資金の負担方法
結婚のために貯金している男性であっても、男性ばかりに資金の負担を強いてもよいのか…と思われる方もいらっしゃいますよね。
一般的には男性・女性ともに一定の割合で出すものであるとされています。
お二人の状況によってさまざまなパターンが考えられますが、「折半する」と「分担する」の2つの方法について考えてみましょう。
折半する
折半するという方法は、お互いに同じ割合ずつ結婚資金を出します。
お互いに同じ割合で資金を出せば、不公平がありません。
ただし結婚式に招くゲストの数に差があると不満が生じることも…。
「細かな計算は面倒」と思われるのであれば、折半がいちばんシンプルな形です。
分担する
もうひとつ、分担するという方法もあります。
分担方式では、男性・女性それぞれの収入・貯金額・結婚式に招くゲストの数などを考慮して計算し、折半方式よりもさらに不公平にならないようにします。
収入や貯金額が多かったり、ゲストの人数が多かったりする方が計算にしたがって結婚費用を多く出す方法です。
結婚資金を貯金するためのポイント
これまでお話してきましたが、やはり結婚をするには男性女性問わず、「結婚資金の貯金」が必要となります。
しかし「結婚資金が貯められていない…」という方もいらっしゃるはず。
どのようにして貯金すればよいのか、5つのコツについてお話していきますね！
目標貯金額を設定する
男性でも女性でも、結婚のために貯金をするならまずは「目標貯金額」を決めてください。
プロポーズから新生活を始めるまでに必要となる費用は、平均金額から算出するとおよそ550万円です。
折半するとしても、270万円ほど貯めなければならない計算になります。まずはこの金額を目標とすれば問題ないでしょう。
平均金額をもとにして、ご自身なりに目標を設定してもよいですね。
貯金用の口座を開設する
結婚資金を貯めるなら、専用の貯金用口座を開設するのがおすすめ。
今まで使っていた口座に貯金をしようとしても、知らず知らずのうちに使ってしまって、なかなか貯まらないということも…。
しかし専用の口座があれば、貯めたお金を使ってしまうことはなくなります。
貯金額もわかりやすく、モチベーションアップにもつながるはずです。
月々の支出を見直す
貯金をするには月々の支出を見直して、無駄をなくしていかなければなりません。
男性でも女性でも、結婚資金を貯金するのは簡単なことではありませんよね。毎月どこにどのくらいの支出があるのかを把握し、無駄なところや使途不明金を削っていきましょう。
支出を見直すには、家計簿をつけるのがいちばんの方法です。
1か月ごとの支出を分析して、無駄をなくし、より多くの金額を貯蓄できるようにしてください。
資産運用を行う
結婚資金を貯めるなら、資産運用をするのもひとつの方法です。
資金を銀行に預けておいても、利息はスズメの涙ほどしかもらえません。しかし資産運用で成功すれば、短期間で大きな利益を得られることも…。
もちろん失敗することもありますので、リスクとリターンのバランスを大切にしながら資産運用を取り入れていくのがおすすめです。
同棲を始める
結婚相手が決まっているなら、同棲を始めて生活費を節約するのもおすすめです！
同棲をすればひとつの物件に二人が住めるようになります。
多少広い物件に引っ越しをしたとしても、今までの二人分の家賃よりは費用を抑えられるはずです。食費や光熱費も1つの物件にまとめた方が抑えられます。
同棲をしながら結婚資金を貯める…という方法も考えてみてくださいね。
結婚のための貯金は男性・女性ともに必要！
男性の中には結婚に向けて貯金をしている方も多いものです。
しかし男性だけの貯金では、結婚することはできないでしょう。女性も同じように、結婚資金を貯めなければなりません。
資金を貯めるための方法はさまざまにありますから、今回お話した内容を参考にしながら、結婚資金を貯めていきましょう！
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