お見合いを成功させるためには、外見を整えること、コミュニケーションスキルを磨くことなどもポイントですが、同じくらい「言葉遣い」が大切です。
言葉遣いが悪いと、外見が美しくても、会話が上手でもお相手から好印象を持ってもらうことはできません。
そこで今回の記事では、お見合いにおいて好印象を与える言葉遣いと、悪い印象を与える言葉遣いについてご紹介します。
お見合いでは言葉遣いにも注意
お見合いでは外見の印象とともに言葉遣いも大切で、言葉遣いが悪いだけでお見合いがうまく行かないことも多くあります。
お見合いは結婚相手を探すためのものですから、粗野で乱暴な言葉遣いをする方は残念ながら選ばれません。
粗野で乱暴な言葉遣いをする方は、「人間性にも問題があるのではないか」と判断されてしまうためです。
育ちが悪い、粗野で横暴、素行が悪い…という印象を与えてしまうこともあります。
もちろん、お互いが同じような言葉遣いをする方同士であれば問題ありませんが、初対面で印象の良くない言葉遣いをされた場合、今後もお付き合いをしていきたいと考える方は非常に少ないです。
お見合いでは丁寧な言葉遣いを心がけることが基本ですが、つい普段の口癖が出てしまうこともありますので、普段から言葉遣いを意識されるとお見合いがスムーズになります。
好印象を与える言葉遣いとは?
それでは、どのような方にも好印象を与える言葉遣いとはどのようなものなのでしょうか。
具体的な例としていくつかご紹介します。
「このお店のごはん、すごくおいしいですね」
男性は「メシ」や「うまい」などの言葉を遣うことが多いですが、お見合いではなるべく丁寧で、優しい表現を心がけると女性から好印象を抱かれます。
もちろん女性も同じです。
ただし、敬語を使ってあまりに丁寧に話しすぎると、堅く壁がある印象を持たれてしまうので、適度な柔らかさを心がけることをおすすめします。
「お休みの日はなにをされているんですか?」
お休みの日の過ごし方はお見合いの場で多い話題です。
お相手が楽しんでいることへの質問ですから、お相手が話しやすいような言葉遣いが好印象。
ひとつ前の項目でお話したように、「休日はどのようなことをされていらっしゃいますか?」と敬語を使いすぎると堅苦しい印象になりますが、柔らかな表現を心がけるとお相手もスムーズにご自身の話をできるようになります。
「○○さんは○○がお好きなんですよね?」
お見合いで好印象を与える言葉遣いは、語尾によって決まるところも大きいです。
たとえば、普段の言葉遣いの語尾を「なんですよね?」「かな?」「なの?」に変えるだけでも随分印象は変わります。
さらに、「お好きなんですか?」ではなく「お好きなんですよね?」という語尾にすると、お相手が共感してもらったように感じ、次の話にスムーズに進めるという効果も期待できます。
言葉遣いに気をつけたいと考えている方は、まず語尾から変えてみてはいかがでしょうか。
悪い印象を与える言葉遣いとは
それでは次に、良い印象を与える言葉遣いと同じ例文を使って、悪い印象を与える言葉遣いをご紹介していきます。
良い印象を与える言葉遣いと比較しながら見ていただくと、違いがよくわかるのでぜひ比較してみてください。
「この店のメシ、マジうまいっすね!」
若い男性が使いがちな言葉遣いですが、お見合いの場では粗野で軽薄な印象を与えてしまうので注意しましょう。
「メシ」「マジ」「うまい」などの砕けた言葉遣いは、女性から乱暴だと思われてしまいます。
また普段から「~っす」という言葉遣いは、普段から使い慣れている男性にとっては丁寧な言葉という感覚があるかもしれませんが、軽々しい印象を与えてしまう言葉です。
男性はもちろん、女性がこのような言葉遣いをしてしまった場合は印象を大きく落としてしまいます。
「休みの日とかってなにしてんすか?」
こちらの例文も、「すか?」という語尾が使われており軽薄な印象です。
「とか」という言葉は話し言葉で若い方がよく使いますが、砕けた印象を与える言葉遣いなので控えることをおすすめします。
「休み」を「お休み」にするなど、言葉の頭に「お」をつける女房言葉は丁寧で柔らかな印象になるので、女性はもちろん男性も意識的に「お」をつけてみてください。
「○○って○○が好きなんだ?」
初対面であるお見合いの場で、名前を呼び捨てにしたりタメ口を使ったりすることはNGです。
デートを重ねてもよそよそしい話し方を続けるとなかなか距離が縮まりませんが、お見合いの場では丁寧語を使った方が間違いはありません。
お相手への親しみを表現する場合でも丁寧語を使って、言葉遣いは砕けないようにしてください。
言葉遣いの直し方
お見合いでは言葉遣いの良さが大切だとお話してきましたが、普段の言葉遣いはふとした瞬間に出てしまうものです。
しかし、言葉遣いは直せます。
次のような方法を実践すればあなた自身の言葉遣いが改善されて、お見合いがうまくいくようになるだけでなく人としても成長できます。
言葉遣いの美しい人と積極的に会話をする
言葉遣いの美しい人と会話をしていると、その言葉遣いは伝染します。
周りに丁寧で美しい言葉遣いをする方がいるなら、いつもより積極的に会話をするようにしてみてください。
言葉遣いが丁寧な方は、周囲の人に対して気遣いができる人も多いので、婚活を成功させるために必要なスキルを多く学べます。
そして、その他の人と話すときもできればその方になりきったような気分で、言葉遣いを真似するとご自身のものにすることができます。
普段の生活で意識すること
言葉遣いを直すためには、やはり普段から意識して言葉を発することが必要です。
若者言葉や乱暴な言葉を遣うことが多い方は、なるべく使わないように意識してみてください。
ただし、ご自身が「乱暴な言葉遣いだ」と意識して使っていないケースもあるので、美しく正しい日本語を習得したいと思われるなら、本で学び、真似して使ってみることもおすすめです。
言葉遣いは長年の生活の中で自然に身につくものですが、ご自身で意識するだけで発する言葉はコントロールできます。
お見合いを成功させるには言葉遣いから意識して
お見合いを成功させたい、婚活で幸せな結婚へと進みたいと考えられているなら、まずはご自身の言葉遣いを意識してみてください。
普段から乱暴な言葉遣いをしていたり、若者言葉を遣うことが多かったりする方は、この機にご自身の言葉遣いを見直してみませんか?
きっとお相手の反応がこれまでとは違ってくるはずです。
今回の記事では言葉遣いを直すための方法もご紹介しましたが、やはり自然に身についた言葉遣いは一朝一夕で直るものではありません。
もしもっと早く美しい言葉遣いを身に着けたいと思われるなら、結婚相談所「ハッピーカムカム」の無料相談をご活用ください。
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