「人情劇」が人を惹きつけるTVドラマ
こんにちは。
ハッピーカムカムの大前です。(=⌒▽⌒=)
世間では、サッカーが注目されているようですが
もう1つ注目したいゲームがありますね
明日、22日(日)21時 拡大版で最終回が放映される
日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」
同作品は、作家・池井戸潤の同名小説が原作。倒産の危機に瀕した中堅精密機器メーカー・青島製作所を舞台に、コストカットのために広告塔の役割を果たさなくなった同社の社会人野球部を廃部する決断をした社長の細川充(唐沢寿明)と野球部のメンバーが、会社と部の存続をかけた奇跡の逆転劇を起こすストーリー。
-ヤフー テレビ より引用
昨年は池井戸潤さん原作の「半沢直樹」が大ヒット。
「倍返しだ!」が大ブーム。
ルーズヴェルト・ゲームは
「逆転に次ぐ逆転」
の逆転劇のドラマで
半沢直樹が復讐劇の要素があったのに対し、
ルーズヴェルト・ゲームの背景は逆転そのものや
勝ち負けだけが人を惹きつけているのではないように感じます。
利益重視、コストカットなどの合理性だけではなく、
組織内での
「人情」
「情熱」
「絆」
このような
「人情劇」が人を惹きつけているのではないでしょうか?
- ルーズヴェルト・ゲーム/講談社
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このドラマには主要経営陣の他に、
鍵をにぎる野球部の天才ピッチャー沖原が登場します。
ストレートを150km台をたたきだせる沖原も、かつては
野球を辞めようと思い何度も挫折を経験しています。
弱点はスタミナで、フォークが投げられない。(ノ_-。)
ストレートはどんなに強い選手が投げてもバッターは
速球に慣れてくるもので
そんな沖原に何ができるかを考え
沖原の先輩は、引退する前にフォークを体をはって覚えさせます。
しかし、野球もチームプレーのためたった1人の天才だけ
では奇跡を起こせるわけがありません・・・。
このドラマでは奇跡をおこせるのはたった1人では
できなく、
もしも奇跡をおこせるならば、お金だけではなく
「人」の力であることを描いているように思います。
青島製作所の会長(創業者)は、利益にならない野球部を
なぜつくったかきかれたときに
「(組織が)一丸になる必要性」
「7点取られてても8点とればいい(7転8起)」
人材の大切さ、
失敗あっての成功を説いていました。
(あっ、ご存じでない方に・・・
私、ハッピーカムカムの創業者でこうしてたまにブログでも
登場させていただきます(;^_^A)
もし、あなたがルーズヴェルト・ゲームのファンであるならば
野球部が廃止されることを心から望みますか?
きっと沖原や野球部が逆転して奇跡を起こしてくれること。
青島製作所で働くすべての人。
青島製作所を支援するすべての人。
青島製作所が「人」の絆で再生する姿を
心から願い最終回を心待ちにしているような気がします。
違った視点から見てみる
合理化、機械化が進む現代。
本当に利益・拡大だけが組織にとって大切なことなのか?
失われつつある生身の人間の泥臭い人情劇を期待しているような
気がします。
結婚も、最少単位の組織だと思いますので
結婚を考えている方、夫婦生活で悩んでる方にも
また違った視点から参考になるかもしれませんね
さて、いよいよ明日が最終回。
がんばれ!野球部!沖原!そして青島製作所。
半沢直樹の倍返しではなく
ルーズヴェルト・ゲームでは・・・
「最後は逆転だ!」
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