近年草食系男子という言葉も生まれ、男らしく女性にアプローチできない男性が増えていますよね。
特に玉砕覚悟で告白できない男性が非常に多いのです。これはどういった心理からなのでしょうか。
良い関係の彼がなかなか告白してくれずに悩んでいる方のために、告白してこない理由や告白を決意させるポイントをご紹介します。
男性が告白するまでの心理変化と決断のポイント
男性が告白をする場合、どのようなステップを踏んで心境が変化していくのでしょうか。3つのポイントを紹介します。
親睦を深める
初めから気になる女の子ではなかったとしても、仲良くなっていく上で相手に好意を寄せることもありますよね。
一緒に遊んだり相談を受けたり相談したりする中で、相手の女性のことがどんどん気になるようになっていった方はたくさんいます。
冒頭でも紹介したように近年は草食系男子が増えているので、知り合ったばかりでこれから親睦を深める段階でガツガツ来る人は少ないです。
女性への好意を確信するタイミング
それまで友達同士として付き合っていた2人だったとしても、何かをきっかけに相手のことを異性として意識することがあります。
これが第1ステップです。
「友達として一緒にいると楽しい」という気持ちが、いつの間にか「この子に隣にいて欲しい、特別な存在になりたい」というように気持ちが変化していきます。
どのような場面で特別な存在に変わるかはその人によって違いますが、例えば次のようなシーンで彼女への気持ちが友情ではなく愛情だと自覚する方が多いです。
- ■一緒に遊んだ帰りに「まだ一緒に居たい」と感じた時
- ■彼女からの好意を感じた時
- ■彼女を好きな男性が登場した時
- ■2人の将来を考えられるようになった時
- ■女性が自分にとって何か特別な存在だと感じた時
一瞬にいる時間が多かったり、LINEなどでのやりとりを頻繁にしている場合は好意を感じるタイミングも増えます。
何かのタイミングで「この子の事が好きだ」とはっきり確信する人もいれば、「もしかして好きかも?」から始まり、その後も何度か会って関係を深めていくことにより好意を確信する方も多いです。
ライバル出現は大きなポイント
彼女への気持ちを自覚しても、振られてしまったらどうしようという不安があり、なかなか告白を決断できない方もいます。
ですがここでライバルが登場した場合、「彼女を他の男に取られるわけにはいかない」という気持ちが強くなり告白を決意する方も多いです。
またライバルが出現しなくても、友達のままでいられないほど彼女への気持ちが膨らんだときも、告白を決意するきっかけになります。
なかなか告白してくれない男性の心理や特徴
気になる彼が明らかに自分に好意を寄せてくれているけれど、なかなか告白してくれないと悩んでいる女性は多いです。
なぜ男性は告白をためらっているのでしょうか。代表的な理由と心理などについてご紹介します。
彼女の気持ちがわからない
女性の気持ちが自分と同じかどうかわからず、自信を持って告白できない方も多いです。
こちらのケースでは彼女の方から男性への好意を匂わせるような反応があると、告白に繋がる場合も。
振られたらカッコ悪い、気まずくなるのは嫌だというタイプの男性に多いです。
振られた時に関係が終わるのが怖い
告白した際にうまくいかず、玉砕してしまったとしましょう。
その後も友達関係を続けていくことは可能ですが、なかなかこれまでとは同じようにいきませんよね。
振られて関係が終わったり離れてしまうくらいなら、今のままで良いと考えている男性も多いのです。
大好きな女性と離れたくないからこそ、告白しないという決断だといえます。
ただこういったタイプの男性の中にも、「振られるのが怖い」という気持ちよりも「もっと特別な関係になりたい」という気持ちが強くなり、告白に踏み切る方が少なくありません。
もう少し仲良くなってから告白したい
彼女が自分に好意を寄せてくれていないと感じる男性の中には、慎重に距離を詰めようとする方もいます。
焦って告白をして振られるのは嫌なので、もっと仲良くなってから告白しようと考えているのです。
相手から告白して欲しい
そもそも自分から告白するつもりがない男性もいます。
自分に全く自信がない方や、反対にナルシストタイプで自分から告白するよりも相手からきて欲しいという男性に多いです。
こういったタイプの中には、遠回しに女性に好意を伝えてくる方もいます。
自分の好意を相手に悟ってもらうような言動をし、「俺の事が好きなら告白してくれ」という雰囲気を出すのです。
付き合うために押さえるべきこととは?
男性がなかなか告白をしてくれない場合には、女性側も対策をとりましょう。効果的な対策は次の3つです。
さりげなく好意を伝える
先述したように、男性の中には彼女と両想いである確信が持てず、振られた時のことばかり考えてなかなか告白できない方もいます。
そこで彼が自信を持って告白できるように、さりげなく好意を伝えましょう。
例えば彼と一緒に過ごしている時に「○○が彼氏だったら楽しいだろうな」とつぶやいてみてはどうでしょうか。
嫌いな男性に対し、このような発言をする女性はいませんよね。そのため男性も好意を寄せられていると実感しやすいです。
他にも、
- ■あなたといると楽しい
- ■私のことを理解してくれていて嬉しい
- ■何かあったら力になりたい
など相手の男性が「彼女にとって自分は特別な存在だ」と実感できるようなことを伝えられると効果的です。
勇気がないからこそ告白できずにいる男性が多いので、勇気を与えましょう。
お酒の力を借りる
お互いに成人しているのなら、お酒の力を借りてみるのも一つの手だといえます。
酔っぱらったふりをして甘えてみたり、ボディータッチをするのも効果的です。
フリーで気になる人がいないことをアピール
なかなか告白してこない男性の中には、自分では彼女に不釣合いだと思い込んでいる人もいます。
それだけでなく彼女にはきっと他に好きな人がいる、彼氏がいると思い込んで、初めから諦めている方も多いのです。
こういった男性にアプローチする方法としては、現在付き合っている彼氏はおらず、気になる人もいないといったことを会話の中でさらっと情報提供できると良いですね。
あなたのことが気になっているのなら、「チャンスだ」と感じるでしょう。
思い切って自分から告白する
必ずしも男性からの告白を待つ必要はありません。思い切ってこちらから告白してみてはどうでしょうか。
もしも告白がうまくいかなかったとしても、それで関係が終わるとは限りませんよね。
仮に彼があなたのことを何とも思っていなかったとしても、告白されたからこそ急に気になる存在になったという方も多いのです。
彼との関係をもう一歩進めたいと考えた時にも効果的な方法なので、挑戦してみてくださいね。
彼を焦らせるのはNG
彼がなかなか告白してくれないからといって、嘘をついて焦らせるのは逆効果になる可能性があります。
例えば他に好きな人なんていないのに「最近気になる人がいるんだよね」と伝え、焦った彼に告白を決意させようという方法は危険です。
彼が自分に自信のないタイプだった場合、諦めに繋がってしまう恐れがあります。慎重に距離を詰めましょう。
■アドバイザーの紹介
チーフアドバイザー 大前 美翔
1972年生まれの東京都出身。28歳で起業し、30歳でワンランク上の結婚相談所「株式会社ハッピーカムカム」代表取締役に就任。
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