こんにちは、ハッピーカムカムの大前です。
今日は「会話が一方的な人の対処法」です。会話はお互いの思いやりや配慮があって成り立つことだと思うのですが相手の話を聞かず、一方的に話す人に疲れるという話意外と多く聞きますね。
それでは、会話が一方的な人にはどう接したらいいのでしょうか。
会話が一方的な人の心理
なぜ会話が苦手なのかは、その人の心理を想像すると理由が見えてきます。代表的な理由をご紹介しましょう。
自分のことわかって欲しい
つまり承認欲求が強いともいえます。自分の気持ちや好きなこと、興味があるものなどをあれこれ話したことにより、相手に深く自分を理解して欲しいと考えているわけです。
これはアプローチや愛情表現の一つともいえますが、あまりにも承認欲求が強いと、まるで商品説明のように自分を説明しすぎてしまい、相手が冷めてしまいます。
自分を理解して欲しいという気持ちが強くなり過ぎると、会話のバランスを考えられなくなってしまいますよね。
話をするのが大好き
話し相手が簡単な相槌しか打たなくても、一人でひたすら話し続けられる人もいますよね。ただ単におしゃべり好きなタイプという可能性もあります。
自分が話していることを相手が楽しいと感じていると勘違いしているタイプも多いです。
緊張から口数が多くなっている
会話が得意ではないけれど、相手に自分のことをよく見てもらうためにがんばってしゃべり続ける人もいます。特にまだ出会って間もない方などは、何を話せば良いのかわからなくなってしまうこともありますが、沈黙はお互いにとって気まずいものですよね。
そういった沈黙を避けるためにも、次から次へと話題を持ってきて話し続ける方もいます。
緊張しているからこそ、会話が一方的になっていることに気づけないケースも多いです。
【男女別】一方的に話す人の特徴
一方的に話す人は、性別によっても特徴が変わってきます。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
男性
男性の中で一方的に話すクセがある人は、会話の中に自慢話や武勇伝を盛り込んでくることがあります。
別に聞いていないのにそういった話題ばかりでてくるようだと、相槌を打つのも疲れてしまいますが、これは「自分がこんなにすごい人間なんだ」ということをアピールすることにより、女性に良く思ってもらいたいという気持ちの表れです。
自分のことを褒めて欲しい!というよりも、自慢話をすることで相手の印象を良くしたい!というアプローチ方法だといえます。
しかしただ単に、自分の事が大好きで自慢話をするナルシストタイプの男性も多いです。見極めが難しいのですが、女性の話に興味を示さないのはナルシストタイプだと判断しましょう。
女性
一方的に話す女性は、おしゃべりが好きなタイプに多いです。会話というのはキャッチボールによって成り立つもの。
ですが一人で話し続けている方の場合、とにかく自分の言いたいことを話すことに夢中で、キャッチボールなんて考えていません。
また女性の中には、話すことによってストレスが解消できる方もいるので、一方的に話してしまうこともあります。
男性が頭に入れておきたいこととして、女性は共感してもらうことに嬉しさや安心感を覚えるということ。
自分から話題をたくさん出す中で、男性に共感してもらえるポイントを探している可能性もあります。
一方的に話す方への対処法
一方的に話してばかりいる人とは、どのように付き合っていけば良いのでしょうか。具体的な対策を押えておきましょう。
会話が一方的な男性への対策
男性は女性に比べるとプライドが高い傾向があります。そのため一方的な会話をしている最中で、突然話題を変えたりするとプライドを傷付けてしまう恐れがあるんです。
ポイントは話を深掘りせずに、静かに聞くということ。
否定もせず肯定もせず、「そうなんですね」と受け止めてから、さりげなく他の話題を出してみましょう。
相手が興味のあることでうまく話題を変えられると、別の話題で盛り上がりやすくなります。
またはすっとひいて、距離をおくことともひとつです。聞き役に徹してしまうと疲れるので、少し距離をおいて、相手とこのまま関係を続けていくのかも含めて考えてみてくださいね。
会話が一方的な女性への対策
男性への対策と同じように、話題を変えるのが効果的です。うまく自分の得意な分野の話題に変えることができれば、会話のバランスも取りやすくなります。
特に1つの話題で熱く語りがちな女性の場合、自分でも話しているのがどんどん気持ち良くなってきてしまい制止できません。そのため女性が熱くなり過ぎる前にストップをかけることが重要だといえます。
また一方的に話されているのがそれほど苦痛でないのなら、ある程度スルーするというのもひとつの方法。女性は「話を聞いてもらっている」と感じるだけでも満足することが多いので、適当な相槌で流すのも大人の対応です。
婚活中は皆さんも注意しましょう
一方的に話している人は、自分自身でそれに気づけていません。気づけないからこそ、話し続けてしまうわけです。
特に婚活中は自分のことをよく見せようとしたり、無言になるのが怖くて前のめりで会話をしてしまう人が多いので注意したいですね。一方的な会話を避けるためのポイントは次の通りです。
ゆっくり話すように心がける
早口で話すと、どんどん気持ちが高ぶり、自分でも気づかないうちに一方的な会話になってしまうことがあります。こういった傾向が強いと自分で実感しているのなら、ゆっくり話すことを心がけてみましょう。
沈黙を恐れすぎない
まだ関係を築いて間もない相手の場合、沈黙が起きるとかなり気まずいです。これを恐れて話しすぎてしまう方もいるわけですが、沈黙を恐れすぎないようにしましょう。
そもそも沈黙が起きるというのはお互いのせいなので、自分ばかりが焦る必要はありません。会話が途切れた瞬間に、お相手のほうからネタを提供してくれる可能性も高いです。
相手に質問をする
自分のことばかりを一方的に話していると、相手が話すタイミングを失ってしまいます。これを改善するためには途中で質問を挟むのが効果的。
自分のことについて話しすぎてしまったと感じたら、「どう思いますか?」とか、「○○さんの場合はどうですか?」というように質問をしてみましょう!
こうすることにより、ただ自分の話を聞いて欲しいわけではなく、相手のことも深く知りたいと感じているという気持ちが伝わりやすくなります。
会話はバランスが大切
一方的な会話が続くと、聞いているほうはどうしても苦痛に感じてしまいます。
人の話を聞くのが好きなタイプなら良いのですが、相手があまりにもガンガン話すせいで、自分が話すタイミングを見失っている方も多いです。
このような状況になると言いたいことも言い出せず、良好な関係を築いていくことが難しくなるので、しっかり会話のキャッチボールをしながら相手との距離を測っていきたいですね。
中には自分の会話が一方的だと気づけていない方もいるので、仲の良い友達に自分が会話のバランスが取れているのか確認してみるのもおすすめ。
自分の会話が一方的だと感じている方も、今回ご紹介したような方法で対策をとってみると、より深く相手の方と仲良くなれるはずです。
■アドバイザーの紹介
チーフアドバイザー 大前 美翔
1972年生まれの東京都出身。28歳で起業し、30歳でワンランク上の結婚相談所「株式会社ハッピーカムカム」代表取締役に就任。
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