お見合いは恋人探しではなく婚約や結婚を目的としているため、相手に合わせることが最低限のマナーとなります。会話の中で共通点を探しながら話題を振り、共通点が見つかったら共感し合いながら信頼関係を深めましょう。また会いたいと思ってもらえるように、相手に対して失礼な言動や態度をとらないよう礼儀正しく接することも大切です。
お見合いとは男女が一対一で話し、お互いの雰囲気を知るために行われます。お付き合いを始めるための足がかりともなりますが、両者の共通項として結婚をゴールに定めている点がポイント。
ここでは、お見合いに際して男性と女性が心がけるマナーや注意点を詳しく紹介します。
お見合いの目的は結婚
お見合いは短期間のお付き合いを目的としたイベントではなく、最終的な到達地点は両者の合意のもとで婚約・結婚を行うことです。
お見合いを行うということは結婚の意志があり、お見合い相手とも真剣に交際をしながら成婚を目指す予定であることを示す意味もあります。
お見合いを仲介している結婚相談所では、入会時点で婚約や結婚の意志があるかどうかをチェックされますから、出会いだけが目的の場合は相応のサービスを利用することになります。
「数打てば当たる」と考えてお見合いを繰り返す方も少なくありませんが、お相手にまた会いたいと思ってもらえるように工夫や改善をすることも成婚への近道となるので、自らお相手に歩み寄ることもポイントになるでしょう。
お見合いも婚活の一環ですから、1回目でほとんど話せず次につながらなくても2回目では積極的に話題を振り、改善を繰り返していくことで徐々に形になっていき、結果が出せるようになりますよ。
男性のお見合いのポイントや押さえたいマナー
ここからは男性が心がけるお見合いのポイントやマナーについてみていきましょう。
お見合いにふさわしい場をセッティング
仲介者がセッティングしない場合は、男性のほうでお見合い場所をセッティングすることになります。
その場合、男性側の好みはもちろん女性の好みも踏まえてお見合い会場を選びましょう。朝や夜を避け、午後の明るい時間帯がおすすめ。場所についても、2人がそれぞれアクセスしやすい利便性の良いエリアが理想的です。
女性が話しやすい話題を提供する
お見合いでは男女どちらかに偏りやすい話題は盛り上がりにくくなるため避けます。男性側から話を展開する場合は、女性にも話しやすい話題が良いでしょう。
「体型」「年齢」「過去の体験」「私生活のこと」「家族や友人の話」はいずれもプライベートに踏み込みすぎる可能性があるので、お見合いの前からわかっている情報を足がかりに話を展開してみてください。
自慢話・自分語りは極力避ける
お見合いでは相手との会話のキャッチボールが大前提となります。自慢話は会話が成立しにくく、お金や地位などの話もマウントを取るだけに終始しがちなため控えましょう。
また、自分だけが話をするのではなく相手にも適度に話を振ったり、興味のありそうなトピックを相手に選ばせたりして会話のキャッチボールを行ってください。
自分語りで時間を消費すると、お相手の心象にも悪い影響が出てしまいます。
リサーチをしてお見合いに臨む
お相手の好きな事、自分との共通点は事前にできる範囲でリサーチを行っておきましょう。
情報がまったくない状態であれば、仲介者となってくれる人や結婚相談所に尋ねておくと安心です。お見合いを行う場所(お店)も、自分の好みより相手に合わせたほうが間違いがありません。
事前に得られる情報はとても貴重ですから、その情報を元に当日の段取りや会話の流れを組み立てておくことをおすすめします。
女性のお見合いのポイントや押さえたいマナー
次に、女性側が心がけるお見合いのポイントやマナーについてみていきましょう。
相手に合わせながらも会話を心がける
男性側の段取りに対して、会話を流したり黙り込んだりすることのないように注意が必要です。
あいづちや笑顔はコミュニケーションの基本ですし、「自分と話していてつまらないのかな?」と思われないようにお相手に合わせていきましょう。
会話の流れや話題については、男性だけに任せず女性側でも準備しておくと良いでしょう。事前に男性側の情報をチェックしておき、お相手の好きなことをリサーチしておくと会話がスムーズに進みます。
TPOに即した服装やメイクを心がける
男性はスーツスタイルが基本ですが、女性はお見合いの服装に規定がないため、コーディネートで迷うことがあるかもしれません。
お見合いの場所にもよりますが、ブラウス+スカートやワンピーススタイルは清楚な雰囲気が演出できます。奇抜な服装や髪型、派手すぎるメイクやアクセサリーは個性が出すぎてしまうため、避けたほうが良いでしょう。
服装選びで迷ったときは自分に似合う色味でトータルコーディネートをしたり、結婚相談所のスタッフに話をして服装に関するアドバイスをもらったりすることもできます。
必ずしも男性の好みに合わせる必要はありませんが、第一印象のほとんどは外見に左右されてしまうので、印象を良くする場合は個性を出しすぎないことがポイントになります。
挨拶やお礼を忘れずに行う
配慮してもらったときは感謝の気持ちを必ず口にするようにしましょう。「ありがとうございます」の一言があれば、段取りや配慮を行った男性側にとっても良い印象を持ってもらうことができます。
その場でお礼や挨拶ができなくても、後から仲介者を通して感謝の気持ちを伝えてもらったり、早めにお見合いの返事を伝えるようにすると真心が伝わりやすくなりますよ。
やってはいけないお見合いのNGマナー
男女問わず、お見合いでやってはいけないNGポイントをチェックしましょう。
1、無断欠席や遅刻はNG
無断欠席、遅刻はお見合いにおいてもNGマナーとなります。やむを得ずスケジュールが変わる場合は早めに結婚相談所や仲介者に連絡し、日にちを変更してもらいましょう。
また、状況によってはお見合いそのものが難しくなる場合(他の人との婚約が先に決まる・相手方のやむをえない事情など)があります。その場合も仲介となる人に連絡を行い、すっぽかしのないように注意をしてください。
2、TPOに合う服装と言葉遣いを
初対面の2人が顔を合わせる場ですから、服装や言葉遣いは社会人らしさを忘れずに。意気投合をした場合でも、いきなり敬語を抜いて話し始めたり、気軽にプライベートに踏み込んだりしないようにしてください。
3、相手に合わせて行動する
お見合いにかかる時間は1時間程度、会場への到着と食事後のお見送りを含めても1時間半ほどとなります。この間は、お互いに単独行動は避けて相手に合わせることを心がけ、スタンドプレーにならないように行動を。
初めてのお見合いが不安な方は無料相談会へ
初めてのお見合いでは、時間内に会話を楽しむだけの余裕が十分にないこともあります。少しでも不安な場合は、仲介となってくれる人や結婚相談所に相談をしておくと安心です。
東京の結婚相談所「ハッピーカムカム」では、プロのアドバイザーが婚活を行っている方や婚活を考えている方のために無料相談会を実施しています。
これからお見合いを考えている方、またはすでにお見合いの予定があるけれど不安なのでアドバイスがほしい方は、ぜひこの機会に無料相談会を利用してみてはいかがでしょうか。
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