バツイチの方が婚活を行う場合、お相手との会話の中で「離婚理由」について尋ねられることがあります。
この記事では、離婚の理由を聞かれた時の心構えとして押さえておきたいポイント、理由を答える際の回避方法について詳しく紹介していきます。
離婚理由を聞かれた時の心構え
離婚理由を聞かれた時の心構えとして、どう対応するべきかの「心構え」として知っておきたいことをチェックしていきましょう。
怒らず冷静に
離婚理由は人によりさまざまですが、触れられたくないことをストレートに聞かれたり、過去のいやな思い出が蘇ってきたりしたときは、つい興奮気味になってしまうものです。
しかしお相手から理由を聞かれるということは少なからず結婚を視野に入れようとしている状態。決して好奇心で深入りがしたいわけではありません。
どんなときも怒ったりイライラしたりせず冷静に。「そんなこと聞かないでほしい」と突っぱねたりせずに、まずは心を落ち着けて対応することを心がけてみてください。
無視をしない、ごまかさない
たとえ心苦しい部分があったとしても、聞かれている以上は誠実に返答することが大切です。
無視をして話題を変えたり、一気に不機嫌になって会話を止めたりしないように注意しましょう。「覚えてない」とごまかすのも不誠実な印象を与えてしまいます。
結婚を考えるにあたって、なぜバツがついてしまったのか知りたくなることは自然なことです。お相手に安心感を与えれば結婚に踏み切りやすくなりますから、聞かれたことにはできるかぎりわかりやすく答えましょう。
正直に伝える
離婚理由の多くは金銭・コミュニケーションの問題・暴力・ギャンブル・不倫や浮気・性格の不一致が多くなりますが、その他の理由がある場合でも誠実に回答する必要があります。
正直に伝えることで、次の結婚相手とのトラブルを未然に防ぐこともできますし、お相手にとっても「本当に結婚すべき相手か」を冷静に考えることができます。
ケンカやすれ違いがきっかけで離婚した場合は「コミュニケーションがうまくいかなかった」「でもその後コミュニケーションのとり方を見直し、今は人間関係が安定している」などと、改善した点も含めて伝えると好印象につながります。
離婚理由の上手な回答方法
ここからは離婚理由を聞かれた時の上手な回答方法について、詳しくみていきましょう。
誠実な回答を心がける
離婚理由を聞かれて、ただ一言「うまくいかなかった」だけでは誠実さが伝わりづらく、やましい部分があるから答えられないのかも…とさらに疑いが深まる可能性も。
「お互い初婚同士で、結婚後の生活をイメージしにくいまま籍を入れたが、恋人のままとはいかなかった。一日のスケジュールにずれがあり、気持ちが離れてしまった」というように、率直かつ丁寧な回答を行ってください。
反省点・改善点を含める
「(上記の例)結婚後の暮らしがイメージできていない点を反省し、今はパートナーに最大限協力をする。時間やお金の管理もしっかり話し合うようにする」と、改善点を交えた将来の展望を伝えましょう。
※反省点や改善点を伝えなければ、また前と同じ間違いをしてしまうかも…とお相手を不安にさせてしまう可能性があり、反省していない人という悪印象にもつながりやすくなります。
否定せず相手のことも考える
「僕(私)は悪くないのですが、相手がワガママで離婚した」「相手が100%悪い」というように、前のパートナーの悪口や不満を伝えるのはNGです。
どのような経緯があったとしても、離婚理由を伝えるときに否定を入れてしまうと、愚痴っぽい人という印象を与えやすくなり、文句が多いと結婚後の生活にも不安感を抱かせてしまいます。
離婚理由を自分から話す場合のタイミングやポイント
お見合い中にいきなり離婚の理由を切り出すのはマナー違反となるため、お見合い中に説明を求められることはあまり多くはありません。
しかし、バツイチである以上はどこかで離婚理由について話さなければなりません。お相手に納得してもらい、気持ちよく次の結婚のスタートを切るためにも、自分から話す場合のタイミングやポイントを押さえておきましょう。
お見合い後の交際期間中に伝える
お見合いはあくまでも第一印象や雰囲気を掴み、交際に発展する足がかりとなるものです。離婚など、センシティブな情報はその後の交際期間中に少しずつ語っていくようにしましょう。
お相手の心配を取り除くつもりで話す
交際相手は、お金や浮気の心配はないか?暴力を振るわれないか?家事や育児に非協力的ではないか?といった心配をしています。
したがって、離婚理由を話すときは「そのような心配はないよ」と安心させてあげることが重要です(安心させるだけでOKではなく、実際の結婚生活も誠実に続けていかなければなりません)。
前向きな気持ちであることをアピールする
自分から話を切り出すとき、必ずといっていいほど主観が会話の中に入ってしまいます。
前のパートナーへの不満・愚痴・未練を覗かせる言動は、「結婚をする気がないのかな」「この人は怖いから避けたほうがいいな」などとネガティブな印象を与えてしまうため避けましょう。
お相手の離婚理由を聞く時に考慮したいこと
ここからは、お相手の離婚理由を聞く際に考慮したいことを3点に絞って紹介します。
1. お見合い中は離婚理由について触れない
2. 初対面で過去の恋愛経験について詮索しない
3. 離婚理由だけでなく人柄も知るようにする
離婚の理由はとてもデリケートな話題です。相手の過去も含めて深く掘り下げていかなければ見えてこない話ですから、第一印象や雰囲気を掴むためのお見合いでは避けたほうが良いでしょう。
お見合いではまだお互いの距離が縮まっていないため、人となりを知る段階ですらありません。お互いに第一印象が固まり、また次回会いたいなと思ってからが本格的な交際となりますので、そこで離婚理由を聞き出すようにします。
聞き出す側としては、離婚に至った原因をつくった当事者なのか否か、早めにハッキリさせたいかもしれません。しかし必ずしも100%お相手が悪いかどうかはわかりませんので、聞かれたくない思い出であれば無理に聞き出すことは避けたほうが良いでしょう。
「なぜ離婚したのか」とストレートに聞くのは避けて「あなたの人柄をさらに知りたくなった」というメッセージを織り交ぜてください。
離婚経験がある方でも安心
バツイチ同士はそれほど気負いせずにお互いを知ることができますが、どちらかが初婚である場合「失敗できない」「失敗したくない」という心理が働きやすいため、早めに初婚のお相手を安心させることが大切です。
自分から聞き出したいがタイミングが図りづらい、あるいは自分からお相手に語るのが不安な方は、ぜひ東京の結婚相談所「ハッピーカムカム」へ。
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