「生きているうちに言えるコト」
・・・そういえば、今日は亡き母親(享年56歳)
の誕生日でした。
そう、うっかり忘れることができるまで正直年月が
かかったように思います・・・。
「ありがとう」でした。
今年、祖父母が亡くなり、最期に聞けた言葉は
「ありがとう」でした。
人は、生きているうちに「ありがとう」と伝えられるか?
伝えられたら、それはとても「幸せ」なことだと思います。
さて、母親との想い出は沢山ありますが
私が小学生の時
オー・ヘンリーの名作
「最後の一葉」を自作の紙芝居で演じてくれました。
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季節のうつろいの中、どんどん落ちていく葉を病室で眺める中、
たった1枚落ちない「葉」がある。
それは、みんなが支えてくれた「葉」であると気づき
「希望」を取り戻すという内容です。
それと同じ最期だったように思います。
私も、その演技に感動し小学校の時
「最後の一葉」を親御さん、同級生相手にひとり舞台で
演じることができました。
「最後の一葉」は私が一番好きな本です。
その生き方は、私の指針に繋がっています。
私は母が亡くなる時、
「お母さん、(実家に帰れず)ごめんなさい・・・」
と泣き崩れました・・・。
でも、今は「ありがとう」といえます。
本当に、「ありがとう」・・・☆
※どんな偉人であろうと誰もが、「母親」の生みの苦しみから
生まれています。
いつもはなかなか、照れて「ありがとう」と伝えられないアナタ。
明日、生きているとはかぎりません・・・。
「今」ありがとうと伝えよう!
明日、「ありがとう」と言えず死ぬほど後悔するのであれば
「今」、「ありがとう」と伝えてみてはいかがでしょうか?
「ありがとう」とは、生きているから言える言葉だと
思いますヨ。
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