お見合いがスムーズに進展していくかどうかは、「話し方」にかかっていると言っても過言ではありません。話し方ひとつで、お相手からの印象も、会話のスムーズさも全く変わってきます。
そこで今回の記事では、5つのポイントから、お見合いでの上手な話し方についてご紹介していきます。
お見合いで相手に未来を想像させる話し方とは
お見合いでは、お相手に「未来を想像させる話し方」がとても大切です。
お見合いをするにおけるちょっとしたテクニックではありますが、使えるのと使えないのとでは、お見合いの結果に大きく差が出てくることもあるので習得しておきましょう。
未来を想像させる「もし…」
お見合いでお相手にあなたとの未来を想像してもらうためには、「もし…だったら」という仮定の話し方が効果的です。
簡単なテクニックではありますが、あなたが次のように質問されたらいかがでしょうか?
・もし、仕事で連休が取れたら、どこに旅行に行きたいですか?
・もし、自由な時間が取れたら、どんなことをしてみたいですか?
・もし、仕事から返ってきて料理が作られていたら、どんな料理が嬉しいですか?
・もし、子供が生まれたとしたら、どんなことをしてあげたいですか?
「もし…」をつけて質問をするだけで、自然と仮定を想像できるようになるはずです。「もし…」を活用すれば、お相手にあなたとの未来を想像してもらえるようになるため、ご成婚へと一歩近づきます。
仮説は価値観を知るためにも有効
「もし…」から始まる話し方は、お見合いにおいてお相手の価値観を知るためにも有効です。
「もし自由な時間が取れたら、どんなことをしてみたいですか?」と質問をすれば、お相手の価値観をスムーズに引き出せます。
自分自身のことを話すことが苦手なお相手や、無口なお相手に対しては、仮説から価値観を知ることもおすすめです。
お見合いで未来の話を引き出す話し方のコツ
それでは次に、お見合いで未来の話を引き出すためのコツについてお話していきます。
話の流れは「過去・現在・未来」
お見合いで未来の話を上手に引き出すためには、過去の話から現在の話に移行し、最後に未来の話をするようにしてください。
例えば、料理が趣味の人がいたとして、過去・現在・未来について話を聞くには、次の順番で質問をするとスムーズです。
1.料理はいつ頃から始めたんですか?
2.最初に作った料理は覚えていますか?
3.今いちばん得意な料理はなんですか?
4.どのくらいのレパートリーがありますか?
5.これからチャレンジしてみたい料理はありますか?
このように、過去から未来に向けて話を進めていくと、お相手も答えやすく、自然な流れで話が進んでいきます。このテクニックは、趣味だけでなくお相手の価値観など、いろんなところで活用可能です。
未来を聞き出すためには事前リサーチを
未来を上手に聞き出すためには、事前にリサーチをしておくことが欠かせません。お見合いでは、事前に「プロフィールカード」でお相手の情報を知ることも可能。
お相手の情報をくまなくチェックして、質問したいこと、会話のきっかけになりそうなことに関しては、ご自身で調べて情報を仕入れておくという準備も必要です。
お相手に自分の描く未来を話す際のコツ
それでは次は、お相手に対して自分が思い描く未来を話す場合の話し方についてお話します。
未来の話は少しずつ具体的に
ご自身が思い描く未来をお相手に話すときは、少しずつ話すことと、具体的に話すことを心がけてください。
未来への希望について一気に話すのではなく、デートのたびに少しずつ、段階を踏みながら話すほうが、お相手にとっても負担になりません。
そして、現実的に受け止めてもらえるように、具体性を帯びた内容であることも大切です。
夢物語のようにならないように、具体的な内容を話しましょう。
お相手のことも考えながらポジティブに
未来の家庭像や身の振り方などを話す際には、お相手の気持ちに配慮することがポイント。
ご自身の価値観を大切にすることも必要ですが、押し付けになってはいけません。お相手が選択できる余地も残しながら、お相手がどのように感じるか、気持ちに配慮しながら話してください。
もちろん、内容がポジティブなものであることが基本です。
お見合い相手に好印象を与える話し方
お見合いでは、まずお相手から良い印象を持ってもらわなければなりません。お見合い相手から好印象だと思ってもらえる話し方について、2つのポイントをお話します。
質問攻めにならないようにする
お見合いでは質問をすることが多いもの。しかし、質問攻めにしては嫌われてしまいます。
質問をしてお相手から返事が返ってきたら、その返事に対して、共感もしくは感想を伝えてください。そして、それからまた次の質問へとつなげます。
「質問→返答→質問…」と繰り返すと、お相手にとっては詰問に感じられて嫌な気持ちにさせてしまうこともあるので注意が必要です。
聞き上手になること
お見合いでの上手な話し方は、実は「話し上手」になることではなく「聞き上手」になることです。
聞き上手な人というのは、ちょうどよいタイミングで相槌を打ち、質問が上手で、お相手からいろんな話を引き出せる人のこと。
聞き上手な人と話していると、話すことが楽しくなってくるため、聞いてくれる相手のことを「一緒にいて居心地の良い人」と感じやすくなります。
注意したいマイナスの印象を与える話し方
最後に、お見合いの場でマイナスの印象を与える話し方についても知っておきましょう。
自慢はNG
お見合いで一番気をつけたいことは、自慢話をしてしまうことです。ご自身の年収や学歴、職業などがハイスペックであった場合、聞いている相手に嫌悪感を与えてしまう可能性が高くなります。
お見合いの場でご自身のことを話す際には、自慢にならないように客観的な視点からの意見を交えることを忘れないようにしてください。
一方的な会話にならないようにする
趣味や特技の会話においてありがちなことが、話したいことがたくさん出てきてしまって、一方的な会話になってしまうことです。
あなたにとって興味のある話でも、お相手にとっては興味の持てない話である可能性もあります。
ご自身が話している最中は、お相手の様子を見ながら、時折お相手に質問すると二人ともが楽しめる会話になります。
お見合いをスムーズに進めるコツは「話し方」
お見合いをスムーズに進めて、お相手から好印象を得るためのポイントは「話し方」につきます。
人から好まれるかどうかは「話し方」によって決まるとも言われているので、話し方の基本的なコツはぜひとも覚えておきたいもの。
今回ご紹介した「好印象を与える話し方」「マイナスの印象を与える話し方」を把握したうえで、お相手から未来に対する考えを聞き出す話し方のコツなども習得しておきましょう。
ただ、やはりご自身の話し方に自信が持てないという方も少なくありません。話し方に自信がない方は、結婚相談所「ハッピーカムカム」の無料相談予約で相談されてみませんか?
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