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結婚相手を考えるとき、
「家事を手伝ってくれる人がいい」
「共働きなら家事は分担したい」
という話はよく出てきます。
もちろん、それはとても大切なことです。
でも実際の結婚生活では、料理や洗濯、掃除といった目に見える家事だけが負担になるわけではありません。
意外と大きいのが、
「考えること」「決めること」「先回りして準備すること」です。
たとえば、
今月の家計をどうするか
休日の予定をどう組むか
家電が壊れたら、修理するのか買い替えるのか
親の体調が悪くなったらどうするか
引っ越しや住宅購入をどう考えるか
子どもができたら、仕事や保育園をどうするか
結婚すると、二人で判断しなければならないことが次々に出てきます。
そんなとき、いつも片方が
「どっちでもいいよ」
「任せるよ」
「好きなようにしていいよ」
と言っていたらどうでしょう。
一見すると、相手を尊重してくれる優しい人にも見えます。
けれど、それが毎回続くと、決めるために調べることも、選択することも、うまくいかなかったときの責任も、すべて一人に集中してしまいます。
「任せる」は、時には信頼の表現です。
でも、何についても「任せる」になってしまうと、任された側はだんだん疲れてしまいます。
何も起きていないときには、見えにくい
こうしたタイプは、交際中には意外と気づきにくいものです。
「何を食べたい?」
「何でもいいよ」
「今度どこに行く?」
「行きたいところでいいよ」
この程度なら、むしろ「合わせてくれる人」「穏やかな人」と好意的に感じることもあるでしょう。
ところが結婚生活では、楽しいことばかりを決めるわけではありません。
お金、仕事、住まい、親、健康、子育てなど、正解のない問題について二人で考えなければならない場面が増えていきます。
そこで一人が「どうしたい?」と問い続け、もう一人が「任せる」と答え続ける。
そうなると、いつの間にか夫婦ではなく、一人が家庭全体を管理する“司令塔”のような状態になってしまいます。
そして、この負担は目に見えにくいため、
「ちゃんと家事はやっているのに、なぜ不満なの?」
というすれ違いにもつながります。
結婚前に見ておきたいのは「自分の意見を持てる人か」
婚活では、何でも自分に合わせてくれる人を「相性のいい人」と感じることがあります。
もちろん、歩み寄れることは大切です。
でも結婚相手として見ておきたいのは、
何でも同意してくれる人かどうかではなく、必要なときに自分の意見を持ち、一緒に考えてくれる人かどうか。
意見が違ってもいいのです。
「僕はこう思うけれど、あなたはどう?」
「一緒に調べてみよう」
「二人にとって一番いい方法を考えよう」
そんな会話ができる人なら、何か問題が起きたときにも、どちらか一人に負担を押しつけずに済みます。
結婚生活で大切なのは、いつも正解を出せることではありません。
答えがわからないときにも、二人の問題から降りないこと。
これは、長く一緒に暮らしていくうえで、とても大切なパートナーシップだと思います。
婚活中は「優しい」「穏やか」「合わせてくれる」といった分かりやすい長所だけではなく、ぜひ、何かを一緒に決める場面で、その人がどんな姿勢を見せるのかにも目を向けてみてください。
そこに、結婚後の二人の関係性が少し見えてくるかもしれません。
結婚相手選びに迷ったら
婚活をしていると、
「優しい人だけれど、この人と結婚して大丈夫かな」
「条件は悪くないのに、なぜか決めきれない」
「自分には、どんな人が合うのかわからない」
そんな迷いが出てくることがあります。
結婚相手を選ぶうえで大切なのは、年齢や年収、学歴などの条件だけではありません。
何かあったときに一緒に考えられるか。
意見が違ったときに話し合えるか。
そして、人生の課題を「二人のこと」として背負えるか。
こうした部分は、プロフィールだけではなかなか見えないものです。
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「まだ結婚相談所に入ると決めていない」
「まずは自分の婚活について相談してみたい」
という段階でも大丈夫です。
一人で考えていると同じところをぐるぐるしてしまうこともあります。
これからの人生を一緒に歩める相手について、一度ゆっくり考えてみませんか。
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