気になる相手がいる人の男性には、「デートに誘いたいけれどうまい誘い方がわからない」と悩んでいる方もいるはず。失敗すると悲しいし、恥ずかしいと感じるためになかなか踏み出せないことが多いようです。
そこで効果的なデートの誘い方を解説!優秀な営業マンも使っている方法なので、とても効果的です。
初デートに誘う前に確認しておきたいこと
気になる人をデートに誘おうと考えているのなら、まずは確認しておかなければならないことがあります。
次の3点は最低限チェックしておきましょう。
彼氏がいないか確認
お相手の女性に彼氏がいるのなら、デートに誘うのは控えておいたほうが良いです。誘われた方も困ってしまいます。確認の仕方はいろいろありますが、本人に直接聞くだけでなく、友人などに聞いてさりげなく情報を得る方法もおすすめです。
相手の好みに関すること
デートに誘ってからどこに連れて行こうか考える人もいますが、できることなら先にどこに連れて行こうか考えた上でデートに誘った方が失敗しにくいです。
例えば、映画を観るのが趣味で全く身体を動かすことに興味がない女性に対し、
「今度近所にボルダリング施設ができたから行かない?」と誘うのと、「面白そうな映画が始まるんだけど一緒にどう?」と誘うのとでは、どちらが成功率が高いか一目瞭然です。
デートOKの確率を上げるポイント
好きな女性をデートに誘う前に、OKしてもらえる確率を上げるためのポイントを3つご紹介します。
まずはLINEなどで距離を詰める
知り合ってすぐにデートに誘うのはNGです。ある程度相手の警戒を解いてからでなければOKしてもらえません。
そこで、メールやLINEを活用してうまく距離を詰めましょう。返信しやすい「お仕事お疲れ様」などの話題で連絡を取ってみるのもおすすめです。
ただし焦って毎日何十回もメッセージを送ると重く感じられてしまうので、頻度は相手からの返信に合わせてみてくださいね。
相手の女性の前では紳士的に接する
デートといえば2人きりで会うもの。そのため普段の接し方などが悪く、相手が不安を感じているような状況で誘っても断られてしまう可能性が高いですから、普段から笑顔で紳士的に接しましょう。
焦らずに気軽に会話できる関係を作る
多くの男性が失敗してしまう大きな理由は、焦りすぎていることにあります。女性側からするとまだ相手のことがよくわからず、見極めている最中のような段階でデートに誘われると、警戒心が勝ってしまいます。
特にまだ数回しか会っていないような関係なら、まずは普通に会話できる関係を作りましょう。関係を築き、何かデートに誘えそうな話題が出た段階で誘ったほうが成功率は高いです。
身だしなみに気を遣う
デートの身だしなみについて考える際に、デート当日の服装についてばかり意識してしまいがちです。ですが普段から、その女性の前できちんとした身なりでいるようにしましょう。
例えばいつもヨレヨレの服を着ているイメージのある男性からデートに誘われたとしても、「デート当日もヨレヨレの服なのかな…」といった不安を感じさせてしまいます。服装だけでなく髪型もしっかりキメて、清潔感を演出することが大切です。
顔を合わせる機会を増やす
普段の生活の中で、できるだけ顔を合わせる機会を増やしていきましょう。例えば職場は同じだけど部署が違うというような場合は、彼女の部署に足を運べる仕事などがあった際に積極的に担当したり、彼女が参加する飲み会には必ず顔を出すようにしたり。
普段からほとんど顔を合わせていない人から、突然デートに誘われても戸惑ってしまいます。顔を合わせる機会が多くなると、それだけで警戒心が薄れていくので、意識してみましょう。
LINEやメールでの連絡テクニック
気軽にコミュニケーションが取れるとして人気のメールやLINEですが、やり方を間違えると悪い印象を与えてしまうことがあります。次のような方法で連絡を取りましょう。
質問系のメッセージを送る
よく何も用がないのに「おはよう」などのメッセージを送ってしまう人がいますが、これはあくまで仲良くなってからの話です。まずは相手とコミュニケーションを取ることが大切!
ここで活用できるのが質問です。何気ない会話を振ると相手が返答に困ってしまうことがありますが、質問されればそれに応える形で返信ができるのでストレスを感じさせません。
踏み込んだ会話はしない
相手のことが気になると、とにかく1つでも多く情報を聞き出そうとしてしまう人がいます。しかしこれはやめておきましょう。こういった話は、会って会話が盛り上がった時にするべきです。
LINEなどのツールであれこれ個人情報を聞かれると警戒してしまいます。ちょっとした雑談で盛り上がれると良いですね。
自分の話より相手の話をメインにする
今日はこんなことがあった、と自分からどんどん話をするよりも、相手の話をうまく聞き出すことが大切です。自分の話をたくさん聞いてくれる人は好感度が上がります。
お相手との距離を縮めるのにおすすめの話題
具体的にLINEやメールで連絡をする際には、どのような話題を振れば良いのでしょうか。距離を縮めるのに効果的な話題は次の通りです。
まずは当たり障りのない会話から
友達同士でも話すような、気軽に語れる話題を選ぶのがおすすめです。天気の話や最近のスポーツネタ、ニュースの話題など。雑談をする中で相手の警戒心を解いていきます。
ポイントは、プライバシーに触れる会話をしないということ。初めからプライバシーに関する会話を出すと警戒されてしまいます。
少し踏み込んだ会話
ほんの少しだけプライバシーに関する会話に踏み込んでみましょう。例えば出身地の話題から始め、趣味に関する話題まで広げられると良いですね。同じ趣味があればそれだけで距離がぐっと近づきます。このあたりまで会話ができていると、デートの時にどのような話題を振れば相手が喜ぶかも判断しやすくなります。
更に踏み込んだ会話
相手が完全に警戒心を解いたと感じてから、恋愛観や悩み相談など踏み込んだ会話に持って行きます。デート前に慌ててここまで会話を進める必要はないので、踏み込みすぎないように注意しましょう。
初デートで断られない誘い方の3つのコツ
デートに誘う時は初回の誘い方が大切!ここで失敗してしまうとなかなか2度目に繋げにくくなってしまいます。
そこでタイミングと誘い方、場所や時間などについて成功させるためのポイントを押さえておきましょう。
誘うのに最適なタイミング
多くの方が悩んでしまいがちなのが、いつ誘えば良いのかわからないということです。
誘うタイミングとして重要なのは、相手が忙しくない時期を選ぶということ。例えば仕事で新しいプロジェクトに挑んでいて毎日残業続きの時や、資格取得の勉強をしている追い込み日などに誘わないように注意したいですね。
まずはLINEなどで相手の近況を探るのがおすすめです。
それから初デートはしっかり盛り上げたいものなので、デート中に楽しく会話するためにも相手の趣味や興味のあることに対してある程度を事前に把握しておくことが大切!
全く相手の情報が入手できていないままでデートに誘ったとしても失敗してしまう可能性があるからです。
デートのプランがしっかりまとまってからデートに誘いましょう。
具体的な誘い方とコツ
続いて具体的な誘い方についてですが、営業マンがよく使う手法を役立ててみましょう。
ポイントは、「相手がNOといわない、YESといいやすい質問を投げる」ということ。
例えば、「良かったら今度映画に行きませんか?」だと、選択肢はYESかNOです。しかし、「食事に行くなら、イタリアンとバルどちらがいいですか?」なら、選択肢はイタリアンかバルということになり、デート自体を断るという選択肢を除外することができるのです。
もちろん、この質問をする前の段階でしっかり関係を築けていないと断られてしまう可能性もあります。
それから他の誰かではなくあなただからこそ誘っているというニュアンスを伝えることもポイント!
「暇だから映画でも行こうと思ってるんですが土曜は暇ですか?」というよりも、「○○さんが気に入りそうな映画見つけたから良ければ一緒に行きたいんですが…」と伝えたほうが女性はグッときます。
また相手の女性の心理として、男性のことが少しは気になっているけれどまだ好きかどうか判断しかねているというケースもありますよね。
この時、「デートしてください」と言われると重さを感じるため軽い返事ができず、悩んでしまいます。そうではなく、「パスタのおいしいお店を見つけたので、良かったら一緒に行きませんか?」と伝えたほうが効果的です。
あとは実際にデートをしながら少しずつ距離を詰めていきましょう。
デートの場所・時間の決め方
事前にある程度仲良くなっていたのにデートに誘ったら断られたという方は、デートの場所や時間帯に問題があった可能性があります。
おさえておきたいのが、初デートはランチデートが良いということ。初めて2人でデートすることもあり、女性は警戒しています。
それなのに、夜の時間帯に「おいしいお酒飲みに行きません?」なんて誘われるとお持ち帰りされることを心配して警戒心が強まってしまうのです。
明るい時間帯なら人目も多いですし、気軽に検討しやすくなります。
デート場所は女性が喜びそうなランチメニューを取り扱っているスポットを選択するのが効果的。少し穴場的なスポットを選択しておくと、おしゃれなお店を知っている男性として株も上がります。
次回のデートに繋げるためにはどうアプローチする?
初回デートが終わったからといって安心してはいけません。2回目のデートに繋げていきましょう。
ポイントを解説します。
2回目のデートに誘うのに効果的なタイミングは?
早すぎても遅すぎても良くありません。このあたりは個人差があるのですが、選択肢としては2つあります。
1つ目は、初回デートが終わったその日のうちに軽く誘っておくという方法。デートが終わって帰宅したら、「今日はありがとう」という内容のメッセージを送ります。その中で具体的な内容や日時は伝えず、良ければまた遊びたい、会いたいといった事を伝えておきましょう。
こうすることにより、具体的なデートプランが決まった時に誘いやすくなります。
2つ目は、当日はありがとうメッセージだけ送っておき、初デートから1週間ほどしてから誘うという方法。1週間なら早すぎず、遅すぎないタイミングだといえます。
基本は初回デートに誘う時と同じ
相手がOKしやすいタイミングと誘い文句を選択するというのは、2回目のデートでも同じです。
注意しなければならないのが、2回目のデートの誘いが手抜きになってしまう男性がいるということ。
例えば、1回目と同じお店を選択したり、「慎重になって誘わなくてもOKしてもらえるだろう」と感じ取られるような適当なメッセージを送ってしまうと相手の気持ちも冷めてしまいます。
2回目もしっかり気合いを入れて誘いましょう。
デートの誘い方はコツを覚えれば難しくない
相手と両思いとわかっているのならそれほど心配はいりませんが、相手の気持ちがわからない状態でデートに誘うのは、誰でも緊張するものです。
そういった場合も、今回ご紹介した誘い方を参考にしながら、できるだけ断られる確率をおさえた上でアプローチしてみましょう。
いくら魅力的な誘い方だったとしても普段から嫌われていたり、警戒されているとなかなかOKしてもらえません。まずは相手の方と仲良くなる努力をした上で今回ご紹介したような方法を利用してデートに誘ってみてくださいね。
■アドバイザーの紹介
チーフアドバイザー 大前 美翔
1972年生まれの東京都出身。28歳で起業し、30歳でワンランク上の結婚相談所「株式会社ハッピーカムカム」代表取締役に就任。
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