シガークラブが主催のチャリティーパーティー
パーティーに行った。
シガークラブは、シガーを中心とする商社であり、
恵比寿ウェスティン、コンラッド、ペニンシュラ、グランドハイアット
などに店舗を構えているため、ホテルでお茶がてらよく吸いに
いくのだが、やはり客層が面白く、たいへん勉強になる。
その総力をあげてのパーティーということで、当然二つ返事。
思った以上にレベルが高かった。
客層もそうそうたる企業の社長、店の雰囲気、料理もバツグン、
イベントも言うことない。
こだわりのお土産
が、何よりもお土産にもこだわっていた。
事前に会員の趣味志向を聞いていたかのような
欲しかった商品。
男性が自分ではあまりこだわらないがもらうと嬉しいものの
一つに「髭剃り」がある。
ヤギの毛であしらえた泡立て器とシェービンググッズ。
普段はコンビニで適当に買った髭剃りで髭を剃っているが、
ゆっくり石けんをヤギの毛で泡立て、髭を剃ると、
実にゆっくりと贅沢な時間が流れる。
日々のただの日課が髭剃りセットだけでこうも贅沢な気持ちに
なれるものか。
シガークラブでは、シガーだけでなくこういうひと工夫によって
日々を贅沢に、ゆったりとした時間を過ごしてもらうことを
コンセプトにしているようだ。
実に粋なコンセプトである。
幸せは、ほんのちょっとしたエスプリで感じ取れる、
あくまでも自分の心の内にある
ということを再確認した夜であった。
全く話がそれるが、僕が行くパーティーには、外国の招待客が
多いのだが、やたらとハイタッチされる。
このハイタッチという文化、何となく日本の「以心伝心」という
諺と共通してあるかもしれない。
なんというか、話さなくても言葉が通じなくても、
「俺とお前は百年前から知っている」
というニュアンスであろうか。
日本と違い、多民族国家であるヨーロッパは、言葉や文化の違い
をこのように対応してきたのかも知れない。
ややもすると、Facebookなどの「イイね!」というのは、
ハイタッチをWeb上で実現したな機能なのかも知れない。
(サイトリニューアル中)
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