ハッピーカムカム創業12周年記念│代表挨拶～結婚相談所の仕組み～

本日は、12年で変わったことと変わらないことを書こうと思いま
す。
12年前、僕は、NTTデータというIT最大手の会社に勤めて
おりました。
IT黎明期。
当時は、インターネットはダイヤルアップ回線で、インターネット
を使用しているときに電話が出来ず大騒ぎしている時代でした。
そんな中、ITを使って何か面白いうことは出来ないだろうかと
モンモンしている僕がいました。
創業者の大前美翔と交流会で出会ったのも、そんな折でしょうか。
彼女は、当時、個人事業で国際パーティーなるものを開催して
いました。
そこで初めて「結婚相談所」という業界を知ることになります。
自分でも何故だかその当時はわからないのですが、
当時の僕の直感は、
「この業界は必ず伸びる！」と訴えていました。
なぜか？
結果論ではありますが、それが時代というものだったと思います。
昔は、結婚とは、家と家のいわば儀式のようなものでした。
そのため、娘さん、息子さんのご両親・親戚が、必ず結婚の
前段階で介在します。
それがいわゆる「仲人」です。
しかしながら、昨今の核家族化、さらにITの普及により、
結婚相手は、家族を介在することなく、自分で見つけることができ
るようになりました。
今後ユーザーが求めてくるのは、年が離れ世代ギャップがある
「仲人」よりも「恋愛相談相手」なのです。
であれば、年配の方よりは、同じく適齢期の同世代のスタッフをそ
ろえたほうが良い・・・
今でこそ「婚活」というブームが訪れ、結婚相談所が一般に知れ渡
ったから言えることかもしれませんが、その直感を信じる人生を選
択するべく、翌日には、IT最大手のNTTデータを辞めておりました。
後は、己を信じ、突き進むのみ。
思えば、仲人ではなくアドバイザーという言葉を結婚相談所で
はじめて使ったのは当社かもしれません。
六大学の新卒が結婚相談所に入社したのは当社がはじめてかも
しれません。
当時20代のスタッフのみで創業した結婚相談所ということで、
マスコミにもたくさん取り上げていただきました。
20代でわかるのかと叩かれたことも多々あります。
しかし、間違いなく、当社なくしては今の婚活ブームは起こりえな
かったと、スタッフ一同、自信を持って申し上げられます。
今までは変わってきたことを話してきました。

創業時から大事にしているもの

当社が一番大事にしているもの、それは、「成婚率」です。
当社よりも規模の大きい相談所は多数存在します。
僕は、一番が大好きです。
しかしながら、売上げの一番よりも、中身で一番を目指すことの
方にやりがいを感じます。
2011年度は、成婚率を1年以内に51.6%という、かなり高い数値を
出させていただきました。
雑誌「MISS」でも、都内で一番成婚率が高いと記事にしていた
だいたこともあります。
その高い成婚率は、徹底して会員様と同じ目線に立つこと、それに
尽きると思います。

同じ目線の同じ世代のアドバイザーが

さて、アドバイザーの役割とは何でしょうか？
それは、会員様の欠けているパートナーというピースを見つけるこ
とです。
全国で5万人強のお相手の中から、そのピースをご本人だけで探す
のは途方も無い時間がかかること。
それを、10ピースほどに絞り込むこと。
それがアドバイザーの仕事です。
そのために、会員様と同じ目線で、会員様と同じ気持ちになり、
自分が会員様になった気持ちで、どんなお相手がしっくり来るのか。
様々な角度から想定し、そのピースを探し出します。
それが少なすぎてもダメ、多すぎてもダメ。
絶妙なタイミングで探し出すことが要求されます。
だから、同じ目線の同世代のアドバイザーが必要なのです。
時には友人のように、時には恋愛相談相手として、時には慰め、
時には励まし、時には共に喜び、、、
当社は、さらに進化するべく、今後も
他社の追随を許さないくらいのありえないくらいの高い成婚率を実
現するべく尽力したいと思います。
時に根拠のない自信と、モチベーション、膨大な臨床データによる
緻密な計算式が、本当に実現することがあります。
まだまだいたらなぬ点もあるかと思いますが、
今後とも、当社ハッピーカムカムを、何卒、宜しくお願いいたします！
2012年8月8日　株式会社ハッピーカムカム
代表取締役　峰尾晋一